アメリカでパタゴニアの3店舗に行ってみて感じたお店作りと余白の大切さ

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僕がアメリカで楽しみにしていたもの。

 

それは、パタゴニアのお店に行ってみること!

アメリカといえばパタゴニア創業の国だしファンとしては行ってみたい。

 

 

アメリカでは製品が安いと聞くし、日本に無い商品もあるかもと期待して向かった店舗での感想はこんな感じ。

 

期待通りですね。笑

 

このときはNYにあるSOHO店に行ったのですが、それから結局デンバーとワシントンにある店舗にも行ったのでそこで気づいたことをまとめてみます。

 

 

 SOHO店

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ニューヨーク到着初日に行ったSOHO店には他の店に行った後に再訪もしたので2回行きましたが一番気に入ったお店でした。

 

このお店の第一印象は、

「広々としているな〜」というもの。 

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お店自体も広いですが商品がかなりゆったりと置かれています。

店員さんは積極的に挨拶したり話しかけたりしてくれます。海外では「どうせ英語話せないだろ」と思われているのかあまり向こうから話しかけてもらえることが少ないのでちょっと嬉しい。

 

スペース的に余裕もあるからか店員さんと気楽に会話ができます。

窮屈なお店だと周りの人に気を遣って会話もしにくかったりするのでいいですね。

 

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3フロアあるお店の地下に行くとすぐに目に入るところにパタゴニアのビジョンが分かるパネルが置いてあります。このような商品ではないものが置いてあるレイアウトは好きです。パタゴニアのように理念に共感して買いたくなるブランドは特に重要なのかもしれません。

 

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他にも置いてある商品はオールシーズンの取り扱いがありました。世界中から人がくるNYという立地だからこそかもしれませんが、様々なシーズンの商品も一緒に見れると店員さんとの会話が弾んだり、見ていてワクワクするので良いなと。

 

店員さんには、会話の中でおすすめのジャズバーやピザ屋まで教えてもらいました。

 

 


お店のいたるところに余白がデザインされていてすごく居心地がよかったです。初めにSOHO店に行ったときは気づきませんでしたが、この後違う店舗に行ってみて「余白」の重要さを感じることになります。

 

 

デンバー店

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ラスベガスからニューヨークへ飛行機で飛ぶはずが嵐によるフライトのキャンセルで立ち寄ることになったデンバー。

 

 

時間があったのでここでもパタゴニアへ。笑

 

何気なく立ち寄ったのですがNYの店舗との違いを感じます。店の中にぎゅうぎゅう詰めに商品が並べられているので窮屈な感じがする。

これは店の大きさというより同じ商品が無駄に何個も置いてあることやいまいちなレイアウトによるところが大きい気がします。

 

あと、誰も話しかけてくれない!笑

お店で話しかけられ過ぎるとウザいなーと思っちゃいますが、挨拶くらいはあった方がいいんだなと実感。

 

店内に企業理念を訴えるようなものも無かったので、ファンとしてはワクワク感も物足りなかった。。

 

 

ワシントンD.C.店

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最後に行ったのはワシントンD.C.店。

もうなんか行かずにはいれなくてウーバー使って行きましたよ。付いて来てくれるカオリに感謝。笑

 

感想としては、この店は「普通」

 

店員さんはこちらから聞けば丁寧に対応してくれるし、数は多くないけど様々なシーズンの製品も置いてあるし、レイアウトはまあまあオシャレな感じです。(なんか偉そうにスミマセンm(._.)m )

 

ただ、やっぱり物足りないなあと感じたのはビジョンを語る部分がなかった、もしくは少なかったからだと思います。

そしてお店における「ビジョンを語る」部分を作るためには意識した余白の部分が重要なんだと感じました。

 

商品を置く代わりにパネルを置いたり、写真を置いたり、ワークショップに近いコーナーを設けたり。

 

 

3つの店舗に行ってみて

NY、デンバー、ワシントンD.C.と3つの店舗に行ってみてNY店の作り出す余白の部分の居心地の良さをすごく感じました。

あとやっぱりコミュニケーション、ビジョンの大切さ。

 

そして、僕がどハマりしたジャズバーを教えてくれた御礼が言いたいが為に再訪し、バックパッカーとして荷物は絶対に増やしたくないのに製品購入しちゃいました。笑

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追記

アメリカで何かしら購入するとレシートをメールで送ってもらえます。

紙のレシートだと無くしてしまうしトラブルに備えてメールで送ってもらうのですが、高確率でメールに「フィードバックが欲しい」というアンケートが付いてきます。暇なときは回答しているしこれは日本も導入すると良さそう。

 

 

ついでにと言ってはなんですがこんな事件があったのでパタゴニア日本支社にメールを送ってみました。

☟このような事件 

www.earthcolor-travel.com

 

 

僕が送ったメールは、

「〜という事件が起きて、製品を不意に失ってしまったので、同じ製品買うのにちょっと割引してもらえませんか!?」という何とも図々しいメール。笑

まずはチャレンジしてみないと何も始まらないので!!笑

 

当然結果はダメでしたが、このような心温まる返事がきました。

 

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無理なことは無理だと伝えた上で、相手へのリスペクトを忘れないメールで僕はぐっときました。ブライトエンジェルトレイルでの自分が置かれた状況まで想像して対応することのできるカスタマーサービスはそうそう無いと思います。

 

相手の置かれている状況や心理状態を想像した上で、通り一遍の回答ではなく相手に合わせた回答をすることは難しいと思います。

僕も仕事をする際は参考にしたいなと思う対応でした! 

 

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