マラケシュを後にしてサハラ砂漠観光で有名な街「メルズーガ」へやってきました。
バスで13時間くらい。昼の移動は時間の無駄なので夜行バスで行ってくれるといいのですが、朝発のバスしかありませんでした。。
くうぅ、読書が捗るっ!(悔し紛れ…w)
メルズーガには行かずにマラケシュからツアーに参加して直接サハラ砂漠を見に行くツアーもあります。ツアーごとに料金は異なるようですが日程に余裕がない人はマラケシュから行くほうがベターだと思います。(かなりの強行日程でしんどいそうです。)
予約していた宿にチェックインして、そのまま翌日のサハラ砂漠ツアーに申し込みました。
夕方出発して翌日朝日を見て帰ってくる1泊2日のツアーです。料金は40ユーロくらい。
夜に到着した関係で他社のツアーとは比較せずです。
翌日の午前中はゆっくり過ごして、夕方からツアーへ出発。
サハラ砂漠ツアーに行かれる方は絶対に忘れないで欲しいのですが、僕らは出発直前に「ターバン」を購入しました。
結果としてこれが大活躍。
今回のツアーメンバー4人で砂漠へ出発しますが、いきなり風がめちゃくちゃ強い!!
太陽の光は夕方発のツアーなので耐えれるレベルでしたが、風が吹いているととても目を開けていられるような状況ではありません。(ターバンと併せてサングラスも忘れないように!)
ラクダに片道1時間くらい乗ってキャンプ地に向かうので目が開けられなければ、ただ乗り心地の悪い乗り物で移動するという地獄の時間ですw
ちなみにターバンは、通気性が非常に良くて頭にぐるぐる巻きにしても暑くないです。
日が照っているときはむしろ巻いているほうが涼しいくらい。
☝︎ターバンによって怪しい感じになれます。笑
ラクダに乗って1時間ちょいでキャンプ地に到着。
「おおおぉおー!砂漠なのにこんな綺麗な場所に泊まれるのか!」
とテンションが上がりましたが、そこから5分くらい進んだところにあるこっちのボロいテントが僕らのお宿でした。。笑
いやいやボロすぎるだろ!と思いましたがガイドの彼らに言わせると「綺麗なテントなんて偽物で、ベルベル人のリアルテントはこれだ!」とのことでなんか納得できたので良しとします。笑
キャンプ場所に着いたらあとは自由時間。
サハラ砂漠の夕日を堪能。
吹き荒れる砂には困りましたが、やっぱり景色は綺麗でした。
夜は星を見上げながら他のツアー参加者とも合流してみんなで歌ったりと楽しく過ごす。ゆっくりと流れる素敵な時間。
こういう時に自分がギターを弾けたらなあと毎回少し悔しい気持ちになります。
実は、旅で持ち歩こうと思ってウクレレを買ったものの「大きなのっぽの古時計」を弾けるようになったら飽きてメルカリで売ったのは秘密です。笑
ちなみに寝るときはテントの中にマットレスが敷いてあります。
もちろん砂だらけなので目や鼻や口に砂が入ることを嫌った僕は、顔にターバンをぐるぐる巻きにすることで熟睡できました。ターバン最強!!笑
そして、夜が明けて朝日を。
日が昇ってくる前の誰もいない静かな砂漠がすごく美しい。
いつの間にか風も吹きやんでいました。
朝日まで楽しんで帰路につきます。
一緒にツアーに参加していたモロッコ人の男性2人組みと話をしているとこんな質問をされました。
モロッコ青年🐱「君たちはいくらツアー代金を払ったんだい?」
ヨシキ🐶「まあ40ユーロくらいかな~」
モロッコ青年🐱(めちゃくちゃ焦りながら)「僕たちは30ユーロ弱かなあ…??」
彼の焦りようからして国内旅行者ですし20ユーロくらいだったのでしょう。
外国人の自分が高めの金額を支払うのは仕方ないと割り切っているからいいのですが、この「金額に関する質問」をツアー客同士でするのはタブーです。
固定料金があるわけではない国なので各自料金が違うのは当然。
金額を聞いて、相手の方が高ければなんか気まずくなるし、相手の方が安ければ損した気分がするだろうし。。。
たまに日本人でも料金に関して聞いちゃってる人を見かけますが、料金について聞く質問、誰も得しません!!笑
あとは宗教とか領土問題とかは飲みの場とかで気軽に話題に出すと、場の雰囲気が一変することもあるので要注意ですね。
ラクダに乗ってた後半は、揺れすぎてお尻が痛くなることで有名なラクダの上で爆睡してました。
もはや、さすがとしか言えない僕の「睡眠力」笑