スリランカのビーチタウン「ヒッカドゥワ」〜スリランカの京都「キャンディ」へ
11月28日
スリランカ2日目。
実はスリランカについて全然調べていなかった僕ら。
世界遺産のシーギリヤは知ってるし、あとは紅茶が美味しそう、、くらいしかイメージがありませんでした。
しかし、昨日の宿に置いてあった地球の歩き方を見てびっくり!
見所めっちゃ多いです!
世界遺産の遺跡の数々に加えて、像が見れるサファリ、そして美しいビーーチ!
日本の寒さから逃げてきたので、スリランカで最初の目的地をビーチタウンの「ヒッカドゥワ」にしました。
「コロンボ」から「ヒッカドゥワ」まではトレインで2時間半くらい、もしくはバスで3時間半程度。
トレインで行くことにして、駅でチケットを買います。
ひとり180ルピー。ふたりで360ルピーなので窓口で1000ルピー渡してお釣りをもらいます。
お釣りは640ルピーのはずだけど、100ルピー足りないっ!!
目の前で数えたので文句を言ったら笑いながら100ルピー返してくれました。
せこいぞー!笑
スリランカはインドなどと比べて断然良い人ばっかりですが、やっぱり海外なので一応注意も必要ですね。
「ヒッカドゥワ」
あとは町に行くだけと安心して ビーチタウン「ヒッカドゥワ」に行くトレインを待っていた時のこと。
ベンチに座ってカオリと2人で日記を書いていたら、隣に座ったおじさんハンサに話しかけられました。
世間話から今日の宿の話へ。
聞けばハンサはゲストハウスを経営しているそう。
昨日のホテルのWi-Fiでヒッカドゥワのホテルの予約も完了していたのですが、今日のホテルの金額を話すと「高いね」と。
自分のとこなら2人で10ドルで泊めてあげられる。駅からも10分くらいだし、ビーチも近い。Wi-Fiもフリー。
過去のゲストからの手紙やホテルの写真などを見せて、予約したホテルはキャンセルしてうちに泊まりなよ、自分の携帯を使ってキャンセルの電話をしてもいいからと言ってくれました。
条件が良かったのと、すごく親身になって色々教えてくれたこと。
あとアレですかね…
どうしても「旅はみちづれ」っていう言葉がよぎってしまい、予約済のホテルをキャンセルすることに。
ヒッカドゥワのひとつ前の駅のアンゴラゴダで下車してトゥクトゥク10分程でホテルに着きました。
あ、駅から10分って、徒歩じゃなくて車で10分だったのね。。
ホテルの周辺にもビーチタウン無いし、これはしくじったなあ。
結局wifiもなかったし(simカード貸してくれたけど)、宿で食事したらだいぶ金額かかったし(イカカレーめっちゃ美味しかったからいいけど)、、、
声をかけてくる人に付いて行くとあまり良いことがないのは知っているのですが、ただこういう時にものすごい縁に巡り会えることがあるのも事実。
久しぶりの旅で油断しちゃってますが気を引き締めていきます。笑
↑ やっぱりホテルは事前予約がベター
ヒッカドゥワは、
小さくて居心地の良い感じのビーチタウンですが、天気が崩れて土砂降り、大荒れ!
残念ながら綺麗なビーチの写真はありません。景色も見ずに退散しましたー。
ビーチにウミガメいたのは驚いたな。夕焼け見たかった~
※googleより
11月29日
キャンディへ
ヒッカドゥワでビーチを満喫したかったのですが天気も悪くスリランカ滞在の時間も限られているので一度コロンボに戻って、スリランカの京都と言われる古都「キャンディ」に行くことにします。
今日は移動日。
アンゴラゴダのバス停でコロンボ行きのバスを探していたら、ちょうど仕事に向かうというおじさんがバスを教えてくれて一緒にバスに乗り、
さらにコロンボでは「キャンディ」行きのトレインまで案内してくれました。
何かせびられるのかなあ?と警戒していましたが、彼は何も求めずに去って行きました。
スリランカは良い人が多くて注意することを忘れちゃいます。気は抜かないようにしないと。
スリランカのトレインチケットは早めに買おう!
キャンディ行きのトレインチケットは1等席、2等席がまさかの売り切れ。。
人気路線は数日前に予約しないと売り切れていることが多いらしいです。
残るは3等の当日券のみ。
「なんでもいいや」と思いチケットを買いましたが、トレインに乗ると3等の厳しさを目の当たりにします。
めちゃくちゃ暑いのに超満員電車状態。
もちろん席は満席で荷台に荷物も置けません。
クーラーもないのでみんな汗をダラダラかきながらくっついています。
地獄!!
※走る電車から飛び降りたおっちゃんw
僕たちは、なんとかトイレ前のスペースを確保できましたが、
「このトイレ、かなり臭そう、、、、」
やばい雰囲気が漂っています…
乗車時間は3時間半。長い…
トレインが走り出した瞬間に、
おっさんがトイレに。
『 終わった…(涙)』
と思いましたが、
なんと!
トイレのドアが開かないっ!!!!
トイレ、故障中でした!
壊してくれた人、ありがとう!!!笑
近くにいたロンドンからのバックパッカーカップルと話しながら過ごしているうちに「キャンディ」に着きました。
こういう出会いが旅の醍醐味。
いつか日本に来てくれる時に案内したいものです。
ロンドンカップルはキャンディでは、Airbnbで宿泊するとのこと。
現地の人との出会いや触れ合いが好きで、旅先ではいつも民泊をするスタイルにしているそうです。
実は、僕は3年ほど前にAirbnbのホストをしていたので、よく泊まってくれた海外からの旅人たちと夕食に行っていました。
これが、英語の練習にもなるし、様々な文化・意見の交流ができるのでとても面白い!!
日本では民泊に対して色々と議論がなされていますが、僕は民泊に対しては賛成の立場です。
実際に使ってみると「泊める側(ホスト)」と「泊まる側(ゲスト)」の互いのリスペクトの上に成り立つサービスだと感じていました。
日本の規制の議論は実際の利用者とはかけ離れたところで議論が行われていますが、議論をする人は一度民泊を体験してみた上で規制の話し合いを進めて欲しいなと思います。
確かにみんなが安心して使えるようになるには一定の規制も必要だと思いますが、文化の交流を通じて貴重な経験ができるとても良いものです。
▶︎ ぜひ泊める側でも泊まる側でも一度試してみてください!