【2018年1月】チリ→アルゼンチン陸路国境越え体験談|入国審査と荷物検査の最新情報

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 思い返せば、これまで国間移動は飛行機でしかした事がなかった私。
今回 チリからアルゼンチンへバスで向かうにあたり、初めて陸路での国境越えをしたので詳しくレポします!

 

1.乗車したバス

私達はプエルトモントからバリローチェ行きの Andes Mar というバスに乗りました。シートクラスはセミカマで17000ペソ/1人。1/4(木)am8:15発。前日にプエルトモントのバスターミナルに到着してすぐ、窓口で予約しました。窓口の対応者は英語が通じないことが多いので、紙とペンは必須アイテムです。

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当日は概ね時間通りに出発。オソルノの町で30分程度の休憩を挟んで、10時頃おやつとジュースが配られました。

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2.チリでの出国手続き

12:00にチリ側の出国審査の場所へ到着。バスを降りるまでに10分ほど待ちました。私たちは防犯のため手持ちリュックごと持って出たのですが、他の乗客はほぼ全員手ぶらで荷物はバスの座席に置きっ放し。

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検査の列に並んでから更に10分くらい待ちましたが、検査自体はスムーズに終了

バックパックはもちろん、手持ちバッグも全く見られることなく一言も話さず、パスポートを出してニコッとして出国スタンプを押してもらっただけでした。チリ内でパスポートが必要な際は常に一緒に提示を求められた、予想外に大事なペラペラレシート(イミグレのペーパー?)はここで返却でした。

ちなみに出口を出たところでトイレもあります。無料
微弱ですが、なんと Free Wi-Fi もあります!

バスの乗客が全員戻って来て、12:45頃出発。Maps.me を見ていたら13:00頃国境を越えました。なんてことはないただの山奥でした。

 

3.アルゼンチンへの入国審査

13:30頃またバスが止まって、今度はアルゼンチンへの入国審査です。
また降りるまでに10分ほど待って列へ。

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2列だったので夫婦それぞれ別の人と話すことに。

ヨシキが先に行ったのですが、なんだか色々質問されてる様子。不安になりつつ英語が通じるだろうからまぁ何とかなるかと思って見ていたら、ホテル名とか聞かれてる!まずい、今までの国でほとんど何も聞かれなかったので完全に油断してましたが、予約関係を旦那に頼りっぱなしの私は全く把握してませんでした。やばい、どうしよう…と焦っていたら、私の番に。いきなりスペイン語で何か質問されてしまい キョトン としていると、面倒臭そう〜に英語に切り替えてくれました

「どこの街に行くの?」「バリローチェ (ニコッ^^;)」

女性の検査員さん、じーっと私を見て真顔でふんふん…と頷き、芳樹を一瞥して私に視線を戻すと、無言でスタンプを押しパスポートを返してくれました。早っ!拍子抜け。先に行ったヨシキより早く終わりました。

言葉も通じない日本人にアレコレ聞くの面倒だし、こんなちびっ子が何か出来るわけない、質問しても無駄無駄。あっちで連れにちゃんと聞いてるしもういいや 感が凄かった。゚(゚´Д`゚)゚。

 

ちなみにヨシキはこんな質問を受けたそうです。

・どこの街に行くのか?
・どこに泊まるのか?
・何日間の予定か
・その次の街はどこの予定か?

普通ですね。

 

それにしても、これは色んな場面で感じるのですが、私は国際的な脅威ゼロなんだと思います。JAPAN国籍が影響してるかと思ってたけど、ヨシキはちょくちょく身体検査受けたり質問されたりしてます。特に眼鏡掛けてる時と髭が伸びてる時は怪しまれてる気がする。やっぱり見た目は大事ですね。笑

 

4.アルゼンチン入国時の荷物検査

コレ。基本的に自炊スタイルな旅をしている私達にとって大事な食料
お米やフルーツが持ち込み可能かどうか心配でした。
結果論で言うと…持込み可能検査はありませんでした

(゚∀゚)!?

いえ、正確にはバスの荷物入れのところに犬を入れて調べたり?してるのかもしれませんが、バックパックをX線に通すとか荷物を広げて見せるとかはありませんでした。
チリの出国審査の時と違って乗客はみんな手荷物を持ってバスを出ましたが、その手持ちバッグに関しては一切何も見ず終了

という事で、私の手持ちリュックに入っていた林檎クッキー・ジュース、ヨシキのバックパックに入れていた米、にんにく、醤油・だしなどの調味料は何一つ失う事なくアルゼンチン入り出来ました。

 

14:10 全員終了して再びバスは出発。
ホッとした 14:20、ティータイムということでコーヒーとお菓子が配られました。

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☝︎コーヒー1パックに対して砂糖は2パック入り。最初乾燥剤かと思いました。

 

カップに粉コーヒーを入れて待っていると、同じ人がお湯を注ぎに来てくれます。

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☝︎蓋もない入れ物から熱湯が注がれるので、この瞬間バスが揺れませんように と心から祈りつつ写真を撮りました。手ブレに弱いOnecamですが、真剣な表情が撮れたので褒めてください。

 

5.まとめ

ということで、チリからアルゼンチンの陸路国境越えでは 荷物検査はありませんでした。持ち込み食料を申告する用紙や、検査官に「食料を持っているか?」と聞かれる場もありません。

ただ、これは2018年1月4日現在、しかもプエルトモントからバリローチェに向かうバスでの体験談ですので、他の場所や今後は変わるかもしれませんが、ご参考までに^^

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 ☝︎無事国境を越えてアルゼンチンに入ると右手に見えて来る景色。雨が上がって湖が綺麗でした。