ブルーマンを観て肌で感じたアメリカのエンターテイメント

アメリカでジャズの演奏に毎晩感動していた僕ですが、もうひとつ感動したパフォーマンスがあります。

 

BLUEMAN GROUP のパフォーマンス!

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実は、時を遡ること2011年大学生3年生の頃、日本でブルーマンの公演があったのでチケットを買いました。

しかし、個人的な大事件があり入院することになってしまい泣く泣く行くことができなかったんです。。だから7年越し、憧れのブルーマン!

すごくワクワクして当日を迎えました。

 

 

※チケット購入について

早めの予約がベターです。当日はほぼ満席でした。席によってチケットの金額も全然違います。

しかし日本とは予約に関する考え方が違うため、予約手数料でけっこう金額取られます。実は海外ではこれが普通。

 

 

それでは、ブルーマンのショーのレポを!

ショーの撮影は禁止なので写真がなくて伝わりにくいところもありますがご容赦ください。。

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開演前

開場が開演15分ほど前なのでみんな一斉に入場。

開場は予想していたよりもずっと小さいです。よくアーティストのライブを観にライブハウスに行きますが、小さい開場の方が一体感が出て楽しいので嬉しい。

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お客さんは家族連れが多め。


スタッフがテープを配っていて、みんなそれを頭に巻きます。

ショーの最後で使うそうです。

僕らもちゃんと巻きましたが完全に運動会にしか見えません…

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あとは、開演直前になってくると少しづつBGMの音量が大きくなってきます。

意識していないと気づかないレベルですが、お客さんの話し声は明らかに大きくなっている。

いつでも大声出して笑える準備OKという感じです。

キンコン西野さんの本「革命のファンファーレ」にも出てきたテクニックですね。

 

☟ビジネス書の域を超えて面白いのでおすすめ!

 

開演

すぐにブルーマンは登場しません。

電光掲示板のようなものに文字が書かれており、その文字を声に出して読まされます。

公演中の注意に始まり、今日はオリンピックで銅メダルを取った選手来てますよ~(本当だったのかな?笑)とか、今日は「~さん」が誕生日ですよ~とか。

開場には子供が多くてみんな声を出すので会場の雰囲気も良くなるし、自分も声に出して「スマホは使いません!」とか言わされちゃうので公演中にスマホも使えなくなります。笑 (実際公演中使ってる人は全くいなかった)


こうなるともう全員がスマホも全部しまってステージをキラキラした目で見つめています。

アメリカはやっぱりエンターテイメントにおけるワクワク感の作り方が上手いです。参考になる!!

 

スタート

そして、オープニングムービーが始まりついにショーがスタート!!

 

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☝︎実はこんな後ろの席でした

 

オープニングムービーのオチで会場が爆笑している中、ステージが暗転しブルーマンのドラムパフォーマンスが始まります。


僕がブルーマンに憧れたキッカケである、ドラムに絵の具を流し込みながら打ちまくるパフォーマンス!

いきなり会場の空気をブルーマン達が支配したことを感じます。

 

開始10分後くらいに遅刻した人が会場に到着しましたが、遅刻した人の着席も面白い。

普通なら特に触れはしないと思いますが、遅刻した人たちが会場に入って着席するまでをライブカメラで追いかけます!当の本人達は少しバツの悪そうな顔をしてましたが会場は笑いに包まれさらにボルテージが上がって行きました。

こういうところも「上手いなあ」と。

 

 

パフォーマンス

てっきりドラムのパフォーマンスが中心かと思っていましたが全然違い、パフォーマンスの幅広さに圧倒されました。。

 
自分たちの動きと映像をミックスしたようなものや、観客席に移動してのパフォーマンスまで。

驚いたのがブルーマンは3人しかいませんが、チケットの金額の安い2階の席にも上がってきてくれます。子供も大人も大盛り上がりです。

 
中にはお客さんをステージに引きずり上げてのパフォーマンスまで。

お客さんの動きと映像も組み合わせるので、その場で面白い瞬間がどんどん生まれて行く。

時間が経つのを忘れてブルーマンの世界にどんどん引き込まれて行きます。

 

ブルーマンはまったく喋らないのですが身振り等で全てが分かるのですごい。英語が堪能ではない僕らにとってはかなり嬉しい…笑

 

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これらのパフォーマンスを観ていて気づいたのが、あえてだと思うのですが、彼らのパフォーマンスは「完璧」ではありません。

ときには失敗したり、何かを口に入れるシーンでは口に入りきれずに溢れ出てきます。

おそらく意識して「余白」のようなものを作ることでお客さんとの距離をさらに近くしているのかなと思います。

 
あと全ての流れでオチがちゃんと作ってあります。

ここがしっかりしてるからダレないしリズム感がすごくいい。全然飽きません。

 
そして最後に開演前に頭に巻いたテープが光り、ドラムと光のパフォーマンスと合わさって圧倒的な空間がブルーマンと観客で一緒に出来上がって終了。

 


公演後

公演後は、ブルーマンと記念撮影できます。

公演中は写真撮影不可なものの、記念が欲しいなあと思っていたので嬉しい!

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昔はサッカー日本代表応援するときに顔青く塗ったりしてたなあ。笑

コツは耳の中とか首までしっかり塗ることです!笑

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後日

しっかりとフィードバックフォームが送られてきます。

ドラムの音源1曲もらえるもののかなり詳細な項目まであってなかなか大変なものでした。。笑

 

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音源は聞いてみたけどやっぱりライブじゃないと伝わらないですね…

絶対ライブの方がいいです。てか音源がイマイチだった。。笑

 

 

感想

期待や想像を遥かに超えるパフォーマンスでした。

問答無用に盛り上がるリズム、色と光と映像が合わさりアート作品のようなパフォーマンス、観客の心理や反応を考え抜いたアイデアの数々。

 
やっぱりアメリカは、エンターテインメントに関しては本当にすごいな…と感動したのでした。。

 
常に複数都市で公演しているようなので気になった方はぜひ行ってみてください!!

 

 

 

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