3泊4日でレンタカーを借りてグランドサークルを回ってきました!僕らのルートとアンテロープやグランドキャニオン、モニュメントバレーなどの絶景をご紹介!!
グランドサークル
グランドサークルとは、「グランドキャニオン」や「アンテロープ」、「モニュメントバレー」「ザイオン国立公園」などを含むエリアの呼称です。
大自然の絶景が大好きな僕ら。
特に僕にとっては「グランドサークル」はずっと憧れの場所であり、死ぬまでに行きたい場所のひとつでした。
今回、念願叶って3泊4日でラスベガスからグランドサークルを周ってきたのでルートや絶景をご紹介させて頂きます!
まずはレンタカー
NY⇄ラスベガスの航空券を押さえた次に予約したのはレンタカー。
ラスベガスのマッカラン国際空港には、巨大なレンタカーオフィスが併設されており空港に着いてすぐにレンタカーをゲットできるので便利でした。
安い料金で借りる為に早めに予約しましょう。
☝︎旅のお供はこの車!もちろん運転席が左にある海外仕様だったけど、せめて日本車がいい〜ということで日産の車に。
レンタカーは日本と同じように事前にクラスを選択するのですが、当日はエリア内にある沢山の車の中から好きな車を選んで良いという驚きのシステム。
もちろん早者勝ち。
指定されたエリアに行くと 全部の車に鍵が挿さった状態で置いてあるので、エンジンを付けて駐車場内を少し動かしてみることができます。(もちろんゲートからは出れませんよ)
実際に試乗してから選べるので、車内の広さとか運転席の高さとか体感できるのが良いですね。
車中泊予定だったので、
●座席を倒してフラットにできるか?
●足を伸ばして寝られるか?
●バックパックや食糧など、沢山の荷物が入るか?
という視点で大きな車を選びました。
一周のルート
僕たちは3泊4日で、グランドサークルをこんなルートで1周。
1日目 空港 → セリグマン(ルート66)
2日目 グランドキャニオン → ホースシューベンド
3日目 アンテロープ → モニュメントバレー
4日目 グレンキャニオンダム→ザイオン国立公園 → ラスベガス
3泊4日と限られた時間の中では効率的に回れたかと思います。
もう1泊できれば「アーチーズ国立公園」に行きたかった。
さらにもう1泊できれば「ザ・ウェーブ」とかも行きたかった。
「ブライス・キャニオン」も行きたかった…と、行きたかった場所を挙げればキリがないですが。。
それでは、僕らが訪れたグランドサークルの絶景を順番にご紹介!!
DAY01
セリグマン
グランドサークルに憧れていながらも、行くまで知らなかったんですが、有名な「ルート66」ってもう廃線になっているんです。
今ではいくつかの街で「HISTORIC ROUTE66」という形で観光客向けに残されています。
その中で有名なのがここ「セリグマン(seligman)」
☝︎このフォトジェニックなマークは町のメインロードの延長戦上にあります。町から2kmくらい離れた場所で空港のマークの近く。見つけにくいので注意して運転して探してみてください。
それにしても、アメリカを全長3755kmで横断してたとかやばい、、日本は全長3000kmだからその1.25倍…
アメリカって大きいですね(当たり前w)
「ルート66」にちなんだお土産を扱うお店がたくさんあるのでお店巡りをしても楽しいと思います。
☝︎ブログでよく紹介されているエンジェルさんのお土産屋さん。僕らが町に着いた頃には営業時間終了してました…泣
DAY02
グランドキャニオン
グランドキャニオンは「さすが!」と言いたくなる景色が広がっていました。
ただ、写真で何回も見ている場所って個人的には意外と感動しなかったりするもので… 今回の旅では他の場所の方が感動したかな。でも外せない場所ですね!
アクセスやルートを考えると「ノース・リム」という北側が良いと思います。
●グランドキャニオンでのトレッキング中に起きた人命救助のハナシはこちら
\ あなたも気をつけて!/
ホースシューベンド
僕が今回のグランドサークル旅で一番びっくりした景色はこちら。
「ホースシューベンド」
アンテロープ観光の起点となる町「ページ」から6kmの場所にあります。
真ん中の岩が馬の蹄鉄に似てるからこの名前だそう。
名前とかどうでもよくなるくらい景色すごいです!
丸く流れている川は静かに流れ続けています。想像以上に大きくて圧倒されるホースシューベンド。渓谷は深く大地の割れ目の中にいる感覚。そして流れ続ける川が地球の時の流れを表しているような気がして…
すみません、好きになるとついつい熱くなります…笑
☝︎落下して亡くなった人もいるらしいですが柵はありません。くれぐれも気をつけて楽しみましょう!
DAY03
アンテロープ・キャニオン
観光の起点となる町「ページ」から車で10分ほどのところに入り口があります。
「アンテロープはツアーじゃないと入れない」とか「個人では参加できなくなった」とか不穏な噂がありましたが、
アンテロープは個人で観光できます。
しかし、いつでも自由に出入りができるわけではなく、約30分に1回、ガイドと一緒に見学することになります。
このガイドというのもわざわざ雇う必要はなく、ガイド代込みの入場料。
日本からツアー会社に申し込んだり、ページのツアー会社を通じて申し込む必要はありません。
ウェブ予約か、現地に行って窓口で入場チケットを購入してください。
ただアンテロープは人気なので、行きたい時間帯が決まっている人は事前にウェブで購入することをオススメします。定員オーバーすると入れません。
指定された時間に集合すると、6名くらいずつのグループに分けられて、それぞれに付くガイドと一緒に出発!
アンテロープの中に入って行くときはこんな階段を降っていきます。
渓谷なのか洞窟なのかという感じの中は本当に美しい。
表面はサラサラしていて触っても気持ちがいい。
正直、僕はアンテロープに関して写真がすごく綺麗なのは「写真加工」しているからだと思っていたんです。世界の絶景ってそういう場所多いし…笑
だけどアンテロープは光が差し込んでいる場所は本当に赤色と茶色と光が混ざり合った美しい色をしていました。逆に光が当たらない場所は岩の色なので天気が悪い日は少しがっかりするかも?
☝︎この写真はもちろん加工していますw めっちゃ人がいるので他人が写り込まないようにするのは大変です。笑
モニュメントバレー
僕がグランドサークルで一番憧れていた場所、「モニュメントバレー」
昔、パタゴニアが協賛している「BANFF MOUNTAIN FILM FESTIVAL」で、クライマーがモニュメントバレーの敷地内を自転車爆走しながら岩をひとつずつ登るってのを見て憧れていたんです。(「BANFF MOUNTAIN FILM FESTIVAL」は年に1回開催されてるのでオススメです!!)
☝︎この旅でのベストショットかも!? 三脚立てて頑張って撮影しました笑
この写真を撮った場所は「フォレスト・ガンプ・ポイント」という場所。
最高の景色の一本道があるので是非。詳細な地点はGoogle Mapsで出てきます。
晴れていても 急に雪雲がきたり、一般車が100㎞くらいのスピードで走ってくるので、写真のタイミングを外さないよう頑張りましょう!
実はこのとき気温0度。
雪が降ったり、雹が降ったり、強風が吹いたりと気候はかなりハード。
グランドキャニオンの事件で上着を失っていたので身体凍るかと思いましたw
DAY04
グレンキャニオンダム
僕は「ダム」が嫌いです。
自然を無理やりせき止める、人間の自己中心的な部分の象徴という感じがするから。
ただこのダムのスケールのデカさには圧倒されました。人工的にこんなもの作れるんだ…って。日本はどちらかと言うと自然と共存してきた文化だと思いますが、やっぱりアメリカは自然を人間が征服・超越してきた文化なのかな。すごい。
ザイオン国立公園
敷地内を歩いて一番楽しかったのはここ「ザイオン国立公園」
広大な敷地の中では様々なトレッキングコースが用意されています。敷地内にキャンプ場やホテルなど宿泊施設も用意されており数日間滞在してトレッキングを楽しむ人も多いようです。羨ましい。。
トレッキングをしない人でも、ドライブするだけでものすごく楽しい国立公園です。景色のスケールが大きすぎる!
時間があまりなかった僕らが選んだのは「HIDDEN VALLEY」 というコース。
往復2時間半という気軽な長さで、絶景とスリルの両方を楽しめる 変化に富んだすごく良いトレイルでした。
落ちたら何メートル落下して行くか分からないような場所を鎖を伝って登り降りするので、高所恐怖症の人はやめた方がいいかも。
名前の通り「隠されている」ような谷に辿り着き、そこを進んで行くと不思議な岩のアーチがありました。世界中の様々なトレイルを歩いていますが、距離が短いのにここまで多種多様な景色を見せてくれるトレイルってなかなか無いので、トレッキングが好きな人は絶対おすすめ!
まとめ
☝︎雄大な自然がどこまでも広がるザイオン国立公園
3泊4日レンタカーで回る「グランドサークル」、いかがだったでしょうか?
「やっぱりアメリカってすげーな…でかいな…」と感じる旅でした。レンタカーで走っていると、ブログにあげた写真の場所以外でも常に絶景です。笑
僕らが行った3月の中旬という時期は、雪も残っているくらい寒かったのでキツかったですが、車中泊できるガソリンスタンドや60ドルくらいで快適に宿泊できるモーテル、20-30ドルで格安で滞在できるキャンプ場もたくさんあるので安心。
アメリカならではの景色を堪能できる「グランドサークル × レンタカー」最高でした!
僕らの記録があなたの役に立ったら嬉しいです!
それでは良い旅を。
☟アメリカ旅行に行くなら当然持っておくべきは「このカード」