「行動を起こす悲観論者」として地球と生きる。人にポカーンとされるくらいのビジョンを掲げて進む。「旅祭2018 × PEACE DAY」に参加して。

どうも!ヨシキです。

 

「旅祭2018 × PEACE DAY」に参加したレポ記事。

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前回は、世界一周経験者として、「旅に出たい!」という人の相談に乗らせていただきお伝えした3点について書きました。

 

▶︎前回記事はコチラ

 

今回はすっごく真面目な記事を書きます。

トークイベントの感想!!

 

 

ちなみにフェスとしても、この2日間はめいっぱい楽しませていただきました。

旅祭さんに本当に感謝です。

 

☞久しぶりに観た電撃ネットワーク面白すぎたw

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ゲストトークがすごい…

今回のイベントは、フェスということで豪華なミュージシャンがくるのはもちろんのこと、、だったのですが、

それ以上に、トークイベントがすごく面白いイベントでした。

 

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特に面白かったのが、こちらの2つのイベント
「ビジネスで世界平和を目指す」
「地球と生きる 〜サステナブルな社会の実現を〜」

 

「ビジネスで世界平和を目指す」

ゲストは、ミドリムシのユーグレナの出雲社長をはじめとして、再生可能エネルギーで原発規模の電力供給を目指している自然電力の長谷川代表に、使用した水を再度使えるような仕組みを使って新しい水のインフラを作っているWOTAの北川CEO。

 

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僕が、このトークイベントで痛感したのは、己の圧倒的なビジョンの弱さ。

 

3人とも話していることが、壮大で心を打たれました。

 

ミドリムシから取れるオイルで飛行機を飛ばす、そのオイルで日本を産油国にする、さらにミドリムシの栄養で世界10億人の栄養失調を失くすと宣言されている出雲社長。

再生可能エネルギーで原発を不要にしようと行動している長谷川代表。

水を循環させる新たな仕組みを作ることで被災地や水のない地域の人を救おうとしている北川CEO。

 

本当に壮大だ…

 

3人がおっしゃっていたのは、
「人にかっこいいと思われたいからやりたいわけではない。」
「誰も応援してくれなくてもやる」
「話をして人にポカーンとされても関係ない。気にならない。」
「自分の技術が使われる未来が見えている」
「人は恥ずかし過ぎて死ぬことはない」

このような言葉。

 

正直なところ、自分のウェディング事業の意義に自信を失いつつあったこの頃なので、3人の話はすごく心に響きました。自分の悩み小さいな、って。

 

「やりたいこと」からの出発ではなく、「これはおかしい」という疑問から出発した今の事業。

・本当に続けていきたいのか?

・続けることで誰を幸せにしたいのか?

・続ける意義があるのか?

 

今一度考えなければならないフェーズにいます。

本当に自分がすべきことを見つけて、みんなが唖然とするようなビジョンを掲げる必要がある。

 

出雲社長がおっしゃっていた、
「人は恥ずかし過ぎて死ぬことはない」
まさにその通りだと思います。どこかカッコつけてる自分がいたなあ。。

 

 

「地球と生きる 〜サステナブルな社会の実現を〜」

こちらもゲストがすごいです。

僕が愛するパタゴニアの日本支社社長の辻井さん、モデルのNOMAさん、そしてニュージーランドの森で暮らす四角さん。

 

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自分自身がアウトドアスポーツ、そして自然好きだからですが、一瞬で3人の虜になりました。いろんなトークイベントに足を運ぶ僕ですが、トークを聞いていてこんなにときめくことって無かった。本当に幸せでワクワクする、そして考えさせられる時間でした。

 

ここで書きたいのは特に印象の強かった3つ
・植物のこと
・ニュージーランド/カルチャー
・行動を起こす悲観論者

 

植物はサステナブル

まず、面白いなと思ったのが、「植物はサステナブル」というお話。
植物は神経と知性があり、植物通しでコミュニケーションをとっていることが科学的に証明されているらしいのです。しかも、数十年先のことを考えてコミュニケーションを取り合っているんだとか。

知性は、脳みそのサイズで決まることはない、というのが面白かった。

このままの経済活動を続けていれば地球に人間、自分たち自身が住むことができなくなることが明らかなのに、現実から目を背けて行動に移さない人間の方が、一見すると脳みそが無さそうに見える植物よりも頭が悪いのです。

植物の方が知性が高い。衝撃でした。

 

 

ニュージーランド/カルチャー

次にめちゃくちゃ共感したのがニュージーランドの先進的なカルチャー。
ちなみに僕とカオリが旅をしていて「住みたい!」と思った唯一の国です。

 

ニュージーランドでは、「新品よりも中古かっこいいよね」といった空気感があるそうです。それは僕が行った時にも感じました。最新のものを使ってるわけではないけど、みんな余裕があって心が豊か。

 

パタゴニアも行なっている衣料に関して言えば、日本だけで全体だと毎年約36億着もの服が誰も着ることなく廃棄されるそうです。

 

「捨てるなら途上国に寄付しろよ!」と思いますが、日本の法律では寄付をしたら税金がかかるのでリサイクル扱いにして燃やして(燃料にして)いるとのこと。

Tシャツを1枚作るのに、それがたかが500円の安物Tシャツだったとしても水が2,000〜3,000リットルも使われます。そうして作られたTシャツが誰の手にも渡らずに燃やされてCO2を排出しているのです。


古着の良さ、少し傷があっても修繕して使うことの大切さ、そして使い捨てにならない服を選択することの重要性を感じました。

 

そして、今回聞くまで知らなかったのですが、この御時世に日本は千葉県に3基もの火力発電所を造ろうとしているそうです。

世界における、2016年のエネルギー投資の内、再生可能エネルギーは75%です。原発に関してはたったの5%。

それなのに日本は、原発を再稼働させようと躍起になって、大量にCO2を排出するため時代遅れな火力発電施設を造ろうとしている。

 

日本は地熱エネルギーでいうと、こんなに国土が小さいのに世界3番目のエネルギー保有国。しかし、原発を進める。


少し話はズレますが、若い人が全員が投票行ったら現状はひっくり返るというデータもあるそうです。本当にみんなで考えないといけない。自分たちの問題なんだから。

ちなみに先ほどのニュージーランドは、投票率75%超えらしいです。
すごい…

さらに首相が女性なのは有名ですが、現在育休中で、育休取得を宣言したら支持率が4%上昇したんだとか。

日本ならどうなってたことでしょうか…

 

 

行動を起こす悲観論者

自然問題についてとやかく言う人は自分が自然に入って行く人だという話があり、その通りだなと思いました。

理由は単純で僕らがアウトドアスポーツを楽しめなくなるからです。

 

そう言えば、僕も旅をして、山を歩くようになってから、自然環境に実感を持って興味を持つようになった気がする。環境問題が自分ごとになったんですね。

 

パタゴニア創業者のイヴォン・シュイナードも言うそうです。
「地球がないとビジネスできない」と。

 

このままでは、地球に人間が住めなくなるのは時間の問題です。

経済活動を行うということが、環境に悪影響がないことはあり得ないと認識した上で、それでも行動を起こす「行動を起こす悲観論者」でありたいと語る辻井社長の言葉は本当に刺さりました。

 

僕も、もう一度自分に向き合って、行動を起こそう。悲観しても行動をやめないようにしよう。

☝️パタゴニアJP辻井社長と

実はお会いできた喜びを本人にメッセ送ったら返信もいただけました。さすが、パタゴニア日本支社のトップ!ずっとファンです。笑

 

まとめ

今回の「旅祭2018 × PEACE DAY」に参加させてもらい、自分のルーツにはやはり「旅」があること、そして、「自然」と「音楽」がやっぱり好きだということを再認識することができました。

 

最近思うのですが、実際に行動を起こす前の人ってなんとなく満ち足りて自信があります。しかし、ここから本当に行動に移すのは多分1%くらいの人。

そして、行動に移した人は立ちはだかる現実に憂鬱さを感じています。一種の闇ともいえるでしょう。

ここから行動を、挑戦を続けられる人はさらに少なくなります。

しかし、その人たちには希望が見える。甘くない現実の上に立つことで見える景色があるんだと思います。僕にはまだその景色が見えていない。

「行動を起こす悲観論者」、この在り方や数々の社長たちが語っていた言葉はちょうど今の僕にものすごく響いたのでした。

 

 

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みんなが良い旅をできること、みんなが地球に良い選択をできることを祈っています。

PEACE DAY !!