夫婦で仕事を辞め、世界一周した私たち。
ありがたいことに、帰国後は「これから旅をしたいなぁ」と考えている「プレ旅人」さん達から、たくさんの質問を頂きました。
何か訊かれるたびに
あぁー分かるぅぅぅぅう! それ私も旅立つ前は疑問だったなぁ〜
って、心から共感。嬉しいし、楽しい。
みんな疑問に思うことは同じだと思うので、
今回は 私達がよく聞かれた質問をまとめます!
お金の話から夜の話まで♡笑
全部 ぶっちゃけてみました!
よく訊かれる質問ベスト5
まずは、「ほぼ 100%」の確率で訊かれるもの。
Q1:どのくらいの期間、旅したの?何か国?
私達の世界一周ハネムーンは、5か月ちょっと。国数は 16か国だよ。
「あれ?意外と…」と思いましたか?
そういう反応も多いです。笑
結婚前は1年間の予定だったのが
人生他にもやりたいことがあるし、旅に時間を費やしすぎかなぁ…
と8か月に予定を短縮。
クレジットカードの付帯保険の仕組みを知って、やっぱり6か月にしようとなり。
最終的に、半年間のつもりで出発。
なんと、旦那ヨシキが途中で飽きました。笑
飽きたというのは言い過ぎですが、「帰国したら起業する」と決めていたので、地球を半周したぐらいからウズウズ。
旅より仕事の方がしたくなってしまったのです。
もちろん 私はルンルンで旅を満喫していたのですが、旦那の性格は重々承知しています。
だからそのくらいは 想定内。
「人生で迷った時は、わくわくする方を選ぶ」というのがうちのファミリールールなので、今回はヨシキの希望を尊重することに。
こうして、帰国日を決めずに出発した旅は、1か月巻きで終了したのでした。
Q2:どんなルートで世界一周?
スリランカからスタートして、東回りしたよ。
地図の中にある青い印は、今回の旅で訪れた都市。
地図内も広げて見れます。
日本→スリランカ→オーストラリア→ニュージーランド→チリ→アルゼンチン→ボリビア→ペルー→メキシコ→キューバ→アメリカ合衆国→スペイン→フランス→モロッコ→イタリア→バチカン市国→(ドーハ)→インドネシア→日本
私達の旅は、どちらかというと
ひとつの国をじっくりと楽しむスタイル。
渡航国の数でいうと、全然稼げてません。笑
こうして地図にまとめると、後半戦のヨーロッパでは、心がもう日本に飛び立っているのが分かりますね。笑
Q3:どこが良かった?
ニュージーランド、ウユニ塩湖、サハラ砂漠かなぁ
移住するならニュージーランド
大自然 がありながら、先進的で整った暮らし。
気候もいいし、治安的にも安全。
生活している人々の穏やかな表情に、「 “豊か”って、こういうことを言うのかなぁ」とすら 思ってしまいました。
いつか、日本とニュージーランドの2拠点生活がしたい。
どの国も大好きなところがあるけれど、
「うん、ここは住める」とリアルに思ったのはここだけだったかも。
美しい湖のそばに住んでみたいなぁ。
絶景のウユニ塩湖
私の 旅の目的地 は、ウユニ塩湖でした。
何年も前から憧れていて、これまで数々の写真を見ては 妄想を積んできたもんだから、「期待値が高すぎて 実物がショボかったらどうしよう」と逆にドキドキしていたのですが、そんな不安はピャーっとすっ飛ぶ 絶景。
誰かに出会うことで、自分一人では決して見れなかったであろう世界が見れるのは、本当に幸せなことですね。
「旦那よ、私をここまで連れてきてくれてありがとう」と心の中で呟いたら、なんだか涙がちょちょぎれました。
どこまでも続くサハラ砂漠
ラクダに乗って等間隔で進む4人…
まさに ドラクエの世界 のよう。
砂漠の陰影の美しさもさることながら、ここで驚いたのは、半ばコスプレ気分で 商人から買ったターバンでした。
ペラペラなのに、効果が抜群すぎ。
砂ぼこり対策、熱中症対策、日焼け対策、全部マル◎
マスクほど蒸れないし、帽子ほど重くない。
風を受けても大丈夫。
無駄にHPを減らしたくなかったら、その土地に住む人の言うことは聞いておくべきですね。
サハラ砂漠で出会ったモロッコ人のとは、今でもテレビ電話をする仲です。笑
Q4:旅の費用はトータルいくら掛かった?
2人で 250万円でした。
パスポートの氏名変更代や予防接種費用、そこら辺で買った水やお菓子まで、全部含めてこの金額。
旅の経費はすべて記録していたので、感覚値ではなく正確です。
旅のスタイルとしては、バックパッカー。
ホテルは、個室とドミトリーが半々くらい。
行きたい場所・体験したいコトは、我慢せず。
でも、ツアー申込やお土産屋さんでは、面倒臭がらずに値引き交渉しました。
食事は、物価の高い 欧米・オセアニア・アルゼンチンでは、主に自炊。
それ以外の国では、レストランや屋台を利用。
割といい大人なので、節約のために 安全を軽視するような行為は一度もしていません。
節約面では、世界一周航空券代をマイルで取れたのが一番大きかったかな。
250万円という金額が高いか安いかは置いといて、払った金額以上のものを得られる旅 だったので、費用面は満足です。
【完全保存版】僕らが準備期間に駆使した節約技の全て|note
Q5:喧嘩はしなかった?
そういえば、ケンカはしなかったですね〜
・退職〜出発までの日々
・世界一周中
・帰国後の数週間
トータルすると7か月くらい?
24時間ずっと一緒にいました。
(文字にすると驚き。笑)
特に 旅中は治安のこともあって、いつも隣に。
相手が 視界から消えるのは、本当に
・トイレ
・シャワー
・LCCで、隣同士の席を取れなかったとき
くらいだったんじゃなかろうか。笑
人生でこんなに 同じ人とずっと一緒にいたのは、赤ちゃんのとき以来。
当然ながら、学校や仕事があるから
親兄弟とすら こんなに長時間過ごしたことない。
私も出発前は、「ケンカして頭冷やしたい時どうしよう?」と思っていたけど、杞憂でした。
そもそもケンカしなかった。
なぜ喧嘩にならないの?
それだけ一緒にいると、
共有の景色が、話題が、どんどん増えていく。
相手が何してるか、どんな状況か、いつも見える。
周りと比べることがない。
いつも二人のためにお金を使う。
思ったことをすぐに話せる。
向き合う時間がありすぎる。
こんな状況だと、人間あまりケンカにならないようです。私も意外でした。
まるで戦友? というか、運命共同体。
翌日の予定を企画して、準備をして、実行して、振り返る。
旅する夫婦は、チーム。
毎日、あたらしいプロジェクトが始まっては終わってく感じ。
もちろん究極の共同作業だから、議論はたくさんするんだけど、それはケンカとは違う気がするのです。
芳樹は非効率なこと、わたしは暑さに弱いので、そういう場面ではイライラしたりしたけどね!笑
まとめ
長くなったので、今回はよくある質問ベスト5でいったん締めます!
不思議なもので、旅が「日常」になると、自分が疑問に思っていたことすら忘れてしまうもの。
だから、質問してもらえることはすごく嬉しい。
初心に戻れます。
読んでくれたあなたも、気になることがあったらお気軽にご質問くださいね!
コメント欄でも、インスタDMでもOK。
このブログを通じて、「旅」をキーワードにご縁ができるのが 何よりも嬉しいです!
それでは次回の「その他編」で。