2018年1月〜2月にかけて、ずっと夢だったウユニに 10日間滞在。
感想はただ一つ、最高でした。
散々 憧れ続けた ウユニ塩湖での写真と一緒に、私たち夫婦のことについて お話しさせてください。
☝︎特技はジャンプ写真な旦那くん。ついにズボンが裂けたよ…
私が初めてウユニ塩湖を知ったのは
“ 死ぬまでに行きたい世界の絶景 ” とかが 流行り始めた頃だったと思います。
本やテレビ、雑誌の特集でも 度々 取り上げられていて、その頃 鹿児島で普通にOLをしていた私は、ただただ綺麗な景色に憧れてばかりでした。
金融機関に勤めていたので、お休みはカレンダー通り。
長期休みを取るとしたら、土日+特別休暇を合わせて9日…
頑張って祝日に繋げても10日… という状況でした。
でも、スペイン語は全く話せないし、英語すら単語レベル。
南米なんて行ったこともないし、高山病も治安も心配。
そんな私が行くとしたら、やっぱり日本からのツアーしかないけど、金額を調べると 60万円とか…。
ろ…60万!?行けるかっ!
長年温め続けた 並々ならぬ思いを持って 仲間集めを試みたものの、一緒に行けそうな友達は全然見つかりませんでした。
みんなにウユニ塩湖のことを話すと「行きたい!」とは言ってくれるけど
お金がある子は休みが取れない。
時間がある子はお金がない。
当然ながら、ポッと湧いた話に 10日の休みと 60万円を払える人なんているわけもなく。
大人になると、一緒に旅行できる友達も減っていくなぁ〜 と、ただただ嘆いていました。
☝︎肉眼でも天の川がはっきり!これぞ宇宙。ここぞとばかりに得意の肩車ポーズを決めたはずが、スカート履いた巨人にしか見えない残念説。
ヨシキと出会ったのは、そんなある日でした。
鹿児島の『cafe&bar 凡』というバーで、友達が素人DJ をするというので顔を出したところ、店内は大盛り上がり。
その中でも 一際声が大きく、コミュ力の塊 みたいな人がいて、男女問わずお客さんみんなに「鹿児島に配属されて友達いないんで、ぜひ友達になってください!」と個人名刺を配りまくっていたのが、後に旦那となる ヨシキでした。
会社の名刺ではなく、プライベート用名刺なんて持ち歩いている人…
鹿児島では見たことなかったし、名刺の裏に夢まで印刷してあったので
「くせが強い…笑」
とかなり印象深かったのを覚えています。
でも、あるキーワードで、私は 興味津々になってしまいました。
それが、「ウユニ?行った事あるよ」です。
ウユニ塩湖の存在は みんな知ってるものの、「実際に行った事がある」という人に 出会ったことのなかった私は、写真見せて!行き方教えて!予算教えて!と、急に前のめり(笑)
面倒見の良いヨシキは 色々情報をくれました。
✅ 60万なんて高すぎ。ぼったくり価格。
✅ ウユニ塩湖なんて、天気を見ながら 鏡張りのチャンスを伺うのに、現地に数日しかいれないスケジュールじゃ、本当に絶景になるタイミングで見れるか 微妙
✅ 周りにマチュピチュとか、他にも凄いとこが 沢山あるのに、ウユニしか行かないなんて もったいない
いつかウユニの絶景を自分の目で見てみたいんだ〜と話す私に、「別に行こうと思えば行けるんだし、行きたいならいつでも行けばいいじゃん」とヨシキ。
したいことのためなら簡単に生活をひっくり返せそうな、ザ・旅人!という印象。
こんな人の奥さんになる人は、振り回されて大変そうだな〜くらい思ったかもしれません(笑)
よく「結婚相手は出会った瞬間ビビビッときた」なんて話がありますが、この時は、この人が未来の旦那さんになるなんて1㎜も思ってなくて、職業も教えてくれないし、旅の経験談の割に24歳って若いし、変な人に出会ったな〜とばかり思ってました。
でも付き合うにつれて「昔から結婚したら嫁と世界一周って決めてる」ことを知り、「カオリが見たいんなら世界中どこへでも連れて行ける」と簡単に言ってのけるヨシキを見ていて、この人なら本当に行きそうだな(笑)と思うと同時に、そんな人生も楽しそうだなと思うようになりました。
付き合い始めてから1年経たずして結婚。
結婚式も廃校でのセルフプロデュース。
そして新婚旅行は世界一周。
出会った日に感じた通り、やっぱりハチャメチャではあったけど、自分ひとりでは見る事ができなかったであろう景色が本当にいっぱい。
仕事も家も無くなったけど、それくらいはまた探せばいいや。
私達には帰国してからやりたい事がまだまだ沢山あって、それを始めるとしばらく自由に旅は出来ないかもしれないから、今、この毎日を楽しんでます。
図らずも 出会ったその日に話していた、私が 世界で1番行きたかった場所、『ウユニ塩湖』。
本当に連れてきてもらえました。
写真では 何度も何度も見ていたはずなのに、本物は この上なく美しくて、感動。
みんなが言うように、天国みたいで ぼーっとしてしまいます。
朝日、夕日、星空、晴れた日、雲の多い日。
いろんな表情があるからなかなか満足できなくて、結局 9泊10日 もいてしまったウユニ。
世界一周中で 色んな町を訪れているけど、トップクラスで好きな町。
物価は安いし、食べ物は美味しいし、宿のオーナーは陽気。
町の人々は、目が合うと笑って挨拶してくれる。
そして同じ宿に泊まった旅人メンバーとの出会いのおかげで、曇りや雨の日も楽しく過ごす事が出来ました。
なんだかんだ「漠然と行きたいと思っているだけ」だった私が、ちゃんとここに来れたのは、紛れもなくヨシキのおかげ。
今さら恥ずかしいのでブログで感謝を伝えておきます。笑
ありがとう。
というわけで…
私の夢、1個叶いました!!
これからもまたどんな素晴らしい景色に出会えるのか、楽しみでたまらない。
いつもワクワクさせてくれてありがとう!!
以上、たまには旦那に感謝を伝える回でした。失礼しました。笑
Photo: hiromasa kondo thanks ❤︎
(たまたまこんちゃんと同じ宿だったのです)
ドレスは日本人に人気のウユニ塩湖ツアー会社「穂高」で貸していただきました。
多分、楽天の このドレス だと思います。
調べたら、や…安いっ!!
脱ぎ着もしやすくサイズ調整も楽々だったので、日本で買って、ウェディングフォト撮りながら旅するのもアリだなーと思いました。