花の都、パリ。
日本人だけでなく、世界中で人気の観光地です。
パリの魅力は、なんといってもその 街並み。
私たち夫婦は 世界一周中ですが、
どこを切り取っても絵になる街
なんて そうそうありません。
そんなパリが好きで、3年に1度は通う私。
これまでに3回、初めてフランスを訪れる人 を
案内した経験があります。
パリって広さは山手線の内側くらいなのに、見どころが多すぎてルートを考えるのが難しいんですよねぇ…
ということで、今までの経験を踏まえて
初心者のための弾丸観光コース
を提案したいと思います!
✅とりあえず有名どころは押さえる
✅2日間で回りきれる
【パリ観光1日目】
① サントシャペル(Sainte-Chapelle)
まずはここからスタート。
壁一面ぐるっとステンドグラスで覆われており
光溢れる美しい教会。
すべて異なるシーンが描かれたステンドグラスはキリスト教のストーリーになっています。
文字が読めなくても 言語が違っても、目で見て分かるように絵で示されているんだとか。
360度どこを向いてもキラキラしていて
「パリの宝石箱」と例えられるのも
納得の美しさ。。。
入って最初は天井の高さと光のシャワーに圧倒されるのですが、よくよく見てみると枠組みも丸だったりひし形だったりデザインが様々で、改めて感動するはず。
フランスのこういう美意識って素敵。
私はこの教会が大好きで、パリを訪れる度に必ず行く場所になっているのですが、本当に毎回色味が違います。 天気や時間帯で差し込む光の量が異なるから、青かったり赤っぽかったり。
その日、その時しか見れない色 を楽しんでもらいたいなぁと思います。
詳細 / サントシャペルについて
入場料は10ユーロ。
敷地内に入るときに①セキュリティチェックの列、教会入り口で②チケット購入の列が出来ています。
チケット購入は比較的スムーズに進むものの、最初のセキュリティチェックの列は40分〜1時間半ほど並びます。
行列に巻き込まれないためにも、オープン時間前に到着することをオススメします。
② ノートルダム大聖堂(Notre Dame de Paris)
※ 2019.4.15に起きた火災により、現在は入場できません。
サントシャペルから徒歩10分程度。
ゴシック建築を代表する大聖堂で、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
外壁に施された精巧な彫刻に、到着早々圧倒されるはず。
中に入ると高い天井に独特の薄暗さがあって、厳格な雰囲気。
ステンドグラスの色鮮やかなバラ窓は必見です。
ちなみに、ノートルダム大聖堂の前の広場には「ここがパリの中心点!」というマークがあります。
特に案内板などありませんが、いつも地面に人が群がっているのですぐ分かります^^
※ 残念ながら、こちらも今は近づけないようです。
詳細 / ノートルダム大聖堂について
※ 2019.4.15に起きた火災により、現在は入場できません。
入場無料。行列ですが、サクサク進むのでそんなに時間はかからず入れます。
有料で上に登れますが、外観と中の見学だけでも十分素晴らしいですよ!
③ オペラ・ガルニエ(Palais Garnier)
年間を通して、一流のオペラやバレエの公演が行われているオペラ座。
ほとんどの公演は夜なので、
昼の時間帯は 内部の見学が出来ます。
カラフルな大理石で装飾された大階段や、
劇場ホールの天井画:シャガール「夢の花束」
豪華絢爛なロビーも。
☝︎豪華すぎて、何度行っても笑ってしまうレベル。
正直、ヴェルサイユ宮殿の「鏡の回廊」よりずっと綺麗です。
見どころ満載すぎ。
実は「オペラ座見学」には 裏技 があって…
ほとんどの観光客は「見学のみチケット」で訪れるのですが、一般の「公演チケット」の方が安かったりもするんです!!
見学だけの入場料は12ユーロ。
私が観たバレエの公演は9ユーロ。
もちろんいい席ではないのだけど、
ボックス席で雰囲気は満点^^
劇中、オーケストラもバッチリ見えました。
初めてバレエ鑑賞での不安材料は二つ。
✅言語はもちろんフランス語。
✅今までバレエに触れたことは全くない
ということで、公演前にあらすじをググって大筋の流れを掴んでおいたらちゃんとストーリーも理解できましたよ^^
人間の身体ってこんなにしなやかで美しい動きができるんだ… と
ちょっと衝撃を受けました。
以前別の場所でオペラも見たことがありますが、私的には圧倒的にバレエの方が面白いです。
詳細|オペラ・ガルニエについて
空きがあれば窓口での当日予約も可能。
(私は当日11時頃行きましたが予約できました)
ドレスアップした人が多いものの、
ジーパン+スニーカーの人もいるので
服装はあまり気にしなくて良さそうです◎
世界一周中だったので かなりスポーティーでしたが、邪険にされることも嫌な顔をされることもなく、ちゃんとゲストっぽく扱ってもらえました。笑
「公演チケット」だと1時間前からしか入れないので、オペラ座内にある図書館は閉まっています。
コチラ目的の方は「見学チケット」でどうぞ。
公式HPを見る|Opéra national de Paris
④ オランジェリー美術館(Musée de l'Orangerie)
モネ好きにはたまらない 美術館です。
全面に「睡蓮の絵」が飾られた部屋では、
ぜひ真ん中の椅子に座って眺めてみて。
詳細|オランジェリー美術館について
入場料は9ユーロ。
私は モネやルノワールなど印象派の作品が好きなので、人が少なめでゆっくり見れるこの美術館がお気に入りなのですが、ルーブル美術館のように 誰が見ても「豪華!すごい!」という感じではありません。
「絵はそんなに」という方は飛ばしてください。
あと、ルーブル美術館に行った直後に行くと
展示のあっさりさに物足りなくなる可能性が高いので、順番注意です (笑)
公式HPを見る|Musée de l'Orangerie |
⑤ ランチ(ベーカリーでパン◎)
比較的リーズナブルな ビストロがある
マレ地区 に 移動しましょう。
「あまり時間が無い」という場合は、
パン屋さんのマフィンやキッシュもおすすめ。
中に座って食べられるところも多く、
お願いしたら温めてくれますよ^^
私のオススメは
なんと言っても クロワッサン!
パリのクロワッサンは サクサク+しっとりで
とーーっても美味しいんです。
⑥ マレ地区散策(Le Marais)
おしゃれなお店が多く、若者に人気のマレ地区。
服屋さん、雑貨屋さん、カフェやスイーツ店、おみやげ屋さんなど… いろいろなショップがあり、散策するだけでとても楽しめます。
私がオススメするおしゃれショップは
「メルシー」
ファッションから家具・雑貨、アウトドア用品まで、デザイン性の高い商品を幅広く取り扱っているセレクトショップです。
男女ともに楽しめる お店なので
このお店だけでも是非行ってみてください^^
⑦ オペラ座でバレエ鑑賞
先述した公演チケットを取れた人はオペラ座に向かいましょう。
舞台が始まる前の待ち時間は、施設内見学自由です。
チケット購入時に「公演45分前から入場可能」と言われましたが、45分前ぴったりに着いたら既にオープンしていたので、1時間ぐらい前に到着して待っておくのがベスト^^
ちなみにドリンクカウンターもあるので、お酒を飲みながら開演を待つなんてことも出来ます。
(それなりに高いので飲んだ事はありません;;)
【パリ観光2日目】
① ルーブル美術館(Musée du Louvre)
朝イチで入場し、
まずは午前中じっくり見学しましょう。
メトロ側の入場ゲートの方が比較的混まないのでおすすめ。
荷物や上着は 無料ロッカー へ。
(暗証番号のタイプなので取出しも自由です)
そうそう、作品は全て写真ok なので、
カメラやスマホだけは忘れずに。
私が案内した初パリの人達が全員驚くのが、このルーブル美術館。
圧倒的広さ、作品数、
作品ではない 建物自体の装飾の豪華さ
この全てが想像を軽く越えると思います。
私も実際に行くまでは、
「全て見て回るには3日でも足りない」とか言うけど、美術好きな人達は…っていう話なんじゃないの?
と思ってました。
でも行ってみたら 心から納得!!
本当に広いから 歩き疲れるし、迷う。
(館内地図が信じられないくらいポンコツなのです。笑)
でも、教科書に出てくる作品 が沢山。
✔︎ モナリザ
✔︎ ミロのヴィーナス
✔︎ ハムラビ法典 … etc
時間がいくらあっても足りません。
そこで狙い目なのが、
営業時間の長い水曜日か金曜日。
通常は9:00~18:00なのが、
水・金だけは 9:00~21:45 と長いのです。
再入場も可能なので、一度出て
他の観光をしてから帰ってくるのがオススメ。
ぜひ オーディオガイド を借りて、
説明を聞きながら鑑賞してみてくださいね。
ただ見るだけでは分からない事が沢山あり、
何倍も楽しくなります。
(パスポート預かりと引き換えに借りられるので、
パスポート持参を忘れずに。)
☝︎オーディオガイドはなんと任天堂DS!
半分ほど見終わった頃には
お腹も減り、歩き疲れてくると思います。
お昼ごはんがてら、一旦出ましょう。
不要なものはロッカーに入れたままでもOKです。
② モンマルトル(Montmartre)
メトロで北の方に移動。
モンマルトルは、映画「アメリ」の舞台 になった素敵な地区です。
セーヌ川周辺の観光エリアとは違い、
少しのんびりした雰囲気。
ピカソやモディリアーニのアトリエがあった町でもあり、絵描きさんがいっぱい。
散策をしながらサクレクール寺院の方に向かって歩きましょう。
③ 広場でランチ
サクレクール寺院に続く坂は芝生が綺麗に敷かれていて、パリ市民にとっても憩いの場。
みんなゴローンと日向ぼっこをしたり、パンとフルーツを持参でピクニックしたりしています。
近くに売っているサンドイッチやクロワッサンを買って、ランチにしましょう。
見上げると白亜のサクレクール寺院が綺麗です。
④ サクレクール寺院(Basilique du Sacré-Cœur)
寺院よりも、
寺院前から見下ろす街並みがすごい場所。
小高い丘の上にあるので、
パリの街全体が見渡せて 気持ちがいい。
地元の人達にも人気なので、いつも人が沢山。
寺院は有料なので、私はいつも外観だけを楽しんでいます。笑
⑤ 凱旋門(Arc de triomphe de l'Étoile)
景色に満足したら、メトロでシャンゼリゼ通りへ移動します。
ただの通りなのに←
世界的にこんなに有名なのはすごいけど、
高級ブランド店でショッピングをしない人にとっては特別なことはありません(笑)
実は 高さ50mもある凱旋門を見て、少しぶらぶらと歩くのを楽しんだらルーブル美術館に戻りましょう。
⑥ ルーブル美術館(Musée du Louvre)
さぁ、ルーブル美術館も 後半戦 です。
午前中に回りきれなかった残りを鑑賞しましょう。
私は結局、閉館までいてしまいます(⌒▽⌒;)
ルーブル美術館は広いので、
閉館時間になる前からどんどん部屋を締められてしまいます!
つまり…
最後に大物を残してしまうと、時間より随分前でも見れなくなる可能性があるということ。
目安として、閉館の1時間ほど前には 目的の作品は見終えるようにしたら安心ですね。
外に出ると美しいライトアップが待っています。
⑦ エッフェル塔(La tour Eiffel)
ルーブル美術館からホテルへ戻る前に
エッフェル塔へ向かいます。
毎時00分から5分間だけフラッシュタイムがあるので、これを見て帰りましょう。
(21:00, 22:00, 23:00…ということです)
詳細|エッフェル塔について
フランス旅行を楽しんで!
弾丸ですが、これでパリ名所は押さえられます!
2回目からは カフェでゆっくりする時間 や
何でもない風景を楽しめるのですが、
初めてなら 見どころを全て押さえたいと思うので、こんなコースを提案しました。
自分流にアレンジして、満喫してくださいね^^
【おまけ】パリ旅行にオススメの海外旅行保険
パリ旅行に行くなら、海外旅行保険が必要ですよね。
通常だと5000円〜1万円ほど掛かる保険料。
何もないかもしれないのに、もったいないよな〜
なんて思いながら加入していませんか?
もし、マルイが発行しているエポスカードを持っていれば、自動で保険がついてきますよ!
盗難や、うっかりカメラを落として壊してしまったとき等に出る携行品損害の補償も20万円と十分あるし、疾病治療も270万円までと、他のクレジットカードよりも圧倒的に手厚い。
しかも、入会金も年会費も0円。
特にエポスカードで何か払ったりしなくても、ただ持っているだけでOKなんです。
(出発前の手続きすら不要…!)
保険代 1万円分くらいが節約できるんだから、すごいことですよね!
【無料】エポスカードの作り方
手続きもとってもかんたん!
ネット申込できるので、営業の人との無駄なおしゃべり不要です。笑
24時間日本語サポート
「財布を盗まれた。どうしよう!」
「事故にあった。近くの病院はどこにある?」
海外でのトラブル時に、日本語で問い合わせられるのも魅力。
エポスカード、ほんと 旅行好きのためのカードなので、会う人会う人おすすめしてます。笑
保険料やだな〜と思っていた方はぜひチェックしてみてください!
楽しいパリ旅行になりますように^^