スマホが普及した現代において、「写真」は誰にとっても身近で、海外旅行に行く際の楽しみのひとつだと思います。
外国の人々や風景を写したり、世界遺産の前に立った姿を撮ってもらったり。 思い出の「一瞬」はやっぱりカタチで残したいですよね。
でも、気をつけないと トラブルの種 になることがあります。私も世界一周旅行中、実際に巻き込まれました(⌒-⌒; )
この記事では、私のトラブル体験談をもとに、具体的な注意点を挙げていきます。
事前に把握していれば避けられることばかりだよ。
どうか頭の片隅に置いて、安全に気持ちよく 海外旅行を楽しんでくださいね^^
外国人の写真を撮る時の注意
今回は、自分の思い出として「異国の風景」や「現地の人々」にカメラを向けるときの注意点についてお話しします。
①お金が発生するかも
やっぱり一番多いのはコレ。お金問題。
分かりやすいので、私の身に降りかかった具体例を挙げていきます。
体験談1
ボリビアのウユニで、コロッケ屋のおばちゃんを怒らせちゃった話。
ウユニ塩湖のコンディションが整うのを待っていたある日、町で食べ歩きをしていたら事件が発生。
屋台で購入したコロッケがとっても美味しかったので「ブログで紹介しよう〜♪」と思い、翌日も買いに行きました。
前日と同じものを注文して、おばちゃんが揚げている間に iPhoneで1枚パチリ。
ひとつ5ボリ(約80円)のコロッケを受け取り、小銭がなかったので10ボリ紙幣でお支払いしました。
当然お釣りの5ボリを待っていたのですが、返してくれません。
聞くと「あんた写真撮ったでしょ?」と。
勝手に撮ったので怒らせてしまいました><
その場で謝り、画像を削除。
iPhoneを渡して、もう画像がないことを確認してもらったらやっと許してくれました。(お釣りもくれました)
その後、1週間ほど通い詰めたら おばちゃんとも仲良くなり、今度は私たちの方がパシャパシャ撮られるまでに。笑
《写真と地図》で解説
ウユニの美味しいごはん情報11店のまとめ
☝️こちらの記事で場所など書いてます。
体験談2
モロッコのマラケシュで、蛇使いに追いかけられた話。
陽が落ちるとあちこちにテントが張られ、毎晩お祭り状態になるフナ広場。
世界の共通認識として「暗くなったら外出しない」が身を守る秘訣ですが、この町だけは別物。観光客・現地民を問わず、23時になる頃でも子どもだっています。
ブラブラと広場を見物していたところ、人だかりを発見。
中を覗いてみると、真ん中にはヘビが!思わずカメラを構えました。
すると突然 怒鳴りだす蛇使い…
びっくりしてその場から立ち去ったのですが、オジサン人混みをかき分けて追いかけて来るっ!ヘビも置きっ放し…。
モロッコ語で何か言いながら走ってくるオジサン、めちゃめちゃ怖かったです。泣
それまでお土産屋さんやお店の人達がみんなフレンドリーで写真ウェルカムだったので、モロッコでは写真OKな気分になってしまってました。
反省です。
②コツ
とにかく「勝手に撮らない」
これが全てです。
自分だって、見知らぬ人にいきなり撮られたら嫌ですよね。
初めて見る文化は 旅人にとっては特別な場面ですが、相手にとっては日常。
京都で舞妓体験をしている時やウェディングドレスを着た結婚式ならともかく、普通に働いているときに素の瞬間を撮られて黙っているわけありません。
かといって、「写真撮ってもいい?」と聞くと、自然な動きや表情が撮れなくなってしまうのも事実。
じゃあどうすればいいの?
まず仲良くなる。
カメラを出す前に仲良くなること、これ大切。
世界一周をしてみて、本当に腕のあるカメラマンは、カメラの存在を意識させずに相手の自然な表情を引き出せる人だと思うようになりました。
最高の一瞬を「切り取る」のもすごいけど、動きやトークで「引き出す」のはもっとすごい。
でも、英語すらまともに喋れないよ…
こんな場合は 笑顔でカバー。
言葉がなくても表情とジェスチャーで距離はグッと縮められます。
相手が子どもなら
子どもとは一緒に遊ぶ のがいちばん!
遊ぶと笑うのに慣れるから。
写真を撮る時も、面白い動きをしながら撮るとか、何か楽しい掛け声で撮るとか。
本当は自分も一緒に自撮りするのが一番自然な笑顔が漏れる気がします。
敢えてカシャカシャ連写しまくると大抵笑ってくれるしね。
2.オススメの裏ワザ
旅中に出会ったおもしろい人に聞いた裏技をご紹介。
① オリジナル名刺
その先輩旅人の 名刺 を見せてもらうと…
職業=フォトグラファー
え?さっき飲食店経営してるって言ってませんでした?
そうなんだけど、この肩書きが結構効果的なんだよ。
このカジュアルな名刺が スペシャルアイテムだったんです。
この人は まず、自分は「写真を撮りながら旅をしている」と自己紹介して、名刺を渡すんだそう。それから、あなたの写真を撮らせてほしいとお願いするんですって!
カメラマンって実に分かりやすいお仕事で、全世界すぐに伝わる。
異国の写真家が自分の写真を撮って、日本のメディア(おそらくブログ)に載せたいと言っているなら撮られてもいいかな?となるらしいです。
「とりあえず英語で」としがちだけど、自分が行く国の言葉で表記した方が伝わりやすいから効果アリ!
例)南米ならスペイン語圏だから「Photographer」ではなく「Fotógrafo」
② アプリ
iPhone のカメラのバカでかいシャッター音。
あの カッシャー!! の音、日本のスマホだけって知ってました?
海外のスマホはデフォルトが無音なんです。
だからこそ外国人は日本のスマホで撮られるとびっくりしちゃう。
いや、人を撮らない場面でも、その場の雰囲気ぶち壊しみたいなシーンってありますよね?
夜景の見えるレストランとか、世界遺産の教会とか。
特に海外は、美術館もカメラOKのところが多いのですが、だからといって そういうところでカッシャー!カッシャー!響き渡らせてるとちょっと迷惑です。。
私はこのアプリを取って行きました。
本当に音が鳴らないのは当然のこと、シンプルで使いやすいです。
日本では「無音カメラ」と聞くとなんだかいかがわしい感じがしますが(笑)
海外ではマナーとして必要。
このアプリ、レビューもすこぶる高評価。
私の思いつかなかった使い方が沢山!
音に敏感なペットをこっそり連写できるよ
寝ている我が子を起こさずに撮影できるから嬉しい♡
有料だけど、たった240円だから、コーヒー1杯我慢すれば手に入る。
旅行関係なくてもこれはおすすめアプリです^^
3.まとめ
トラブルに巻き込まれる危険をはらんだ写真問題。
◯勝手に撮らない!コミュニケーションを取ってから。
◯ビジネスで写真OKな人なら、ちゃんとお金を払って撮る。
これを守ればかなり安全率は高まると思います。
最高の瞬間を沢山撮れますように^^
よかったらこちらの体験記事もどうぞ。
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