【ツアー内容を写真で解説】レインボーマウンテン|クスコから日帰りの行き方と感想|2018/2月ペルー

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【5100m登山の様子 と ツアー内容 まとめ】

じわじわ人気が出てきた
ペルーの秘境、レインボーマウンテン。

30歳の私が参加した
「美味しいビュッフェ付きのコスパ最強ツアー」をご紹介します!

 

1.レインボーマウンテンとは?

ペルーの人気スポットとして
圧倒的な人気を誇るのは、
みんな知ってる マチュピチュ


でもその傍らで、
今確実に人気を伸ばしているのが

レインボーマウンテン なんです。


現地のツアー会社によると、
ツアーが組まれるようになったのも
2年くらい前から だとか。(けっこう最近…!)


『誰もが知ってる絶景』とは 違って
まだまだ【秘境感】があります!

 

ウユニ塩湖 や マチュピチュ には無い、わくわく感だよ

 

ペルーのどこにあるの?

最寄りの都市である
クスコから 車で4〜5時間 ほど 。


登山口から 頂上まで
片道6㎞ のトレッキングコース を登りきると
見ることができる、カラフルな山

まるで 虹のように見える ことから
「レインボーマウンテン」
と名付けられたようです。

 

2.レインボーマウンテンへの行き方

ペルーのクスコから
日帰りツアー に参加するのが一般的

というか、
旅行者が運転していくのは 無理だと感じました。

だって 道が ☟こんなんです…

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このツアーに行く前日くらいに「ペルーでバス事故44人死亡」というニュースが流れました。

「ペルーは道路の舗装が進んでいないところが多く…」というのは、日本のメディアが得意とする “大げさな報道” だと思ってましたが

この道を見て納得。

隣は 道幅は1.5車線分くらい!

ガードレールなし!

雨が降ったら 道の上に川 が流れてる…

みたいな状況にもかかわらず、

一方通行ではない から

バスとトラックが行き交う

「すれ違うのが無理」な箇所では
グネグネの山道をバックして戻る!


乗客みんな、
寝てられません。゚(゚´ω`゚)゚。

 

ツアー概要はこんな感じ

【金額】
15 USドル
(マチュピチュツアーも一緒に申込したので 値引き交渉 成立


【集合】
am3:30〜4:00に ホテルでピックアップ


【セット】
朝食、昼食、ガイド、入場料
(ツアー申込する時、entrance fee 10ソルが 含まれてる/含まれていない はしっかり確認しましょう)


【対応言語】
英語、スペイン語

 

値引き交渉って難しいなぁ〜…
ちょっとでも安くしてもらうには何て言えばいいの?

例えば「さっき行った代理店でも同じ金額を言われたけど… ここで予約するから、入場料は込みにしてもらえない?」とか「もう1組の日本人グループも連れてくるから、ちょっと安くしてくれない?」とかかな。

 

3.ツアー参加レポ

① 集合

am4:00頃 ホテルのロビーで待っていたらお迎えが来て、小型バスに乗り込みました。
私達を含めて、参加者は総勢12名程
時間が時間なのでみんな寝てます。

 

7:00過ぎだったでしょうか?
みんながざわついてるので目覚めたら…
崖っぷちで前のバスがトラックとせめぎ合いをしている…!

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一瞬で目覚めました。笑

 

② 朝食

8時頃小さな村に着き、レストランで朝食。
パン(マーガリン・いちごジャム)、コーヒー・紅茶、オムレツです。
ペルーでは、ミルクポットみたいな容器に入れられた濃いめのコーヒーを、空のカップにお湯で割って好きな濃さで飲む…という場所が結構ありました。ココもそのタイプ!
エコノミーな朝食でしたが、パンは食べ放題なのでお腹いっぱい食べて出発!

 

③ ツアーガイドからの説明

ここでガイドから今日の流れについて案内がありました。
レインボーマウンテンまでは片道6㎞、行きも帰りも同じ道なので往復12㎞のトレッキング。
標高はスタート地点が4300mくらいで、頂上は5100m


馬を使いたい人は、行きが60ソル(約2千円)、往復だと90ソル(約3千円)だとか。


頂上はかなり寒いので、長くても20分くらいで降りた方がいいとのアドバイスもありました。

 

④ 登山(ハイキング)スタート

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9:25 お土産屋さんが沢山並んだ入り口を出発し、緩やかに登り始めました。

登山というよりハイキングですね。

 

登山口が見えてきます。

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ここでみんなはエントランスフィー10ソル(約330円)をお支払い。

私達はツアー料金に含めてもらっていたのでガイドがチケットを持ってきてくれました。

 

この時、「君たちは先にスタートしてていいよ」というガイドの言葉に、ヨシキの負けず嫌い根性が燃え始めます(笑)

「あいつ絶対俺らが遅いと思ってるやろー!絶対抜かさん( ̄ー ̄ )

そうなんです。チビでヒョロイ私達は、集団での登山では決まってナメられます(笑)

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歩いても歩いても周りの景色が綺麗!

少し進むと「馬の勧誘隊」の皆様が民族衣装を着て、ものすごい営業活動をしてました。


ここでヨシキからサクッとお知らせが。
「最初に言っとくけど…宿に置いてきて手持ちの現金ほぼないから、馬は無理だからね」

えええぇぇぇぇぇえええ!

 

事前にブログとかで見る限り、最初は歩ききると意気込んでる人も延々と続く登りに阻まれて最終的に乗ってるのに(゚∀゚)

5000m超えの登山なんて人生初なのに。
高山病になったらどうすんねん!

念のためにお金持っててよーーー( ;∀;)

…と、財布を旦那に丸投げしていることを嘆いたのでした。

 

でも嘆いたところでお金が降ってくるわけでもないので歩く!

息を整えて歩く!

深呼吸!

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景色が最高過ぎます(*´-`)
なんだかニュージーランドを思い出しました。

 

景色が広くって、天気も良い、体調も良いので すぐ調子に乗る私。

ずんずん進もうとすると、専属スパルタコーチ(旦那)に制止されます。

 

空気が薄い高山を登るコツ

なんでも、高所の登りでは 0.5歩(普段の半分。小股)ずつ進むのがコツなんだとか。

一気に進み過ぎず、でも絶対に止まらない。そうすることで、高山病になるリスクがグッと減る(…と思う)らしいです。笑

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こんな感じでひたすら坂を登っていくトレッキングコースなので、まぁまぁ急な登りが続くところは足元ばっかり見ることになる…そんな時は呼吸も乱れてしんどい。

 

でも、ちゃんと顔を上げて周りを見渡すと変わらず素晴らしい景色。

本当にキツくなったら、足を止めて振り返ると、今来た道はこれまた美しいことも気づきます。

なんだか 山登りって、人生のようですね(笑)

 

そんな風に思ってからは、ペースを守って着実に登る!得意のマイペース!

きつくても、小さく進み続けたら結局1番早かったりするらしいです。専属(鬼)コーチが言ってました。

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☝︎心配していたトイレも道中に何箇所かありました。無料が3箇所くらい、有料が1箇所、ナチュラル青空トイレ(屋根・壁はないけどみんなが歩くところからは死角で見えない)も随所にあり(笑)

最後の坂を登り始める時には頂上が見えます。

いつも思うのが、ゴールが見えてると「あそこまで頑張ろう」って力が湧きますよねレインボーマウンテンはそんな山です。見えます。結構遠くから認識できます。
(ちなみにマチュピチュはゴールが見えません。心折れそうになります笑)

 

左側に見える山がカラフルになってきたらもうゴール!

高山病になることもなく、登り2時間弱で無事登頂^^

 

⑤ 頂上

レインボーマウンテンを横目に見ながら階段を登りきると目の前にドドーンと広がるレインボー

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☝︎右手前・右奥に見えるの白いのは雪。

まさに虹の山!
大地に含まれる鉱物の影響でこんなに様々な色が出るのだそうです。


地球ってすごい!

 

レインボーを背に、向かいの山にほんのちょっとだけ登ると、頂上が5100m地点です。
ここからだとより全体像が見れます!

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☝︎5100m地点からの風景

でもさすがに風が強くて寒さを感じる
頂上は遮るものがないので防寒具必須です。

 

子どももお金を稼いでいる

汗で身体が冷えないよう着替えを出していると、村の小さな男の子が寄ってきました。

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👶「Photo?」
僕の写真を撮っていいから、チップをちょうだいっていうアレです。ごめんだけど要らないよって断ってました。

すると…おもむろにヨシキのサングラスに手を伸ばし、自分につけ始めた。

👶「ポルファボール(ちょうだい)^^」

笑ってるけど目が本気です。

👶「カンビオ?(交換しない?)」
🙅‍♂️いやいや、しないしない

大げさに首を振ると交渉が始まりました。

👶「いくらかで売って?」

🙅‍♂️ノー!ノー!

👶「20ソル(約660円)でどう?」
🙅‍♂️無理!
なかなかの長期戦でしたが、あまりの頑張りを讃えて気持ーーちチップをあげたら去って行きました。笑

 

レインボーマウンテンの頂上付近で買えるもの

そしてもうひとつ驚いたのがこれ。
レインボーマウンテンの横に売店がある😂

水1ℓもリュックに入れてくる必要なかった(笑)買えますよ〜皆さん。

実は道中にも生搾りオレンジジュースの店やお菓子屋さん、スポーツドリンクを買えるところがポツポツあります。
寒い時にはセーター帽子手袋も買えます。笑

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最後の坂を登る手前にはトイレもありますし、なんなら温かいお湯を沸かしてくれるお店だってありました。

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山って全てを自分で用意しないといけないところだと思ってた。笑

村の人々のおもてなし力(…というか営業力)たるや、想像を超えてきます。

 

⑥下り

頂上滞在時間が20分を過ぎるとさすがに冷えてきたので、下山することに。

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急に天気が悪くなってきて、レインボーマウンテンもすぐに雲に隠れてしまいました。山の天気は変わりやすい
帰り道は少しの間 小さいヒョウが降ったので、雨具も必須です。

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☝︎帰り道も待機しているお馬さんがいっぱい。行きも帰りもずっとそこら中に馬営業がいるので、体力の不安な方も大丈夫!お金さえあれば!(笑)馬が見つからなかったらどうしよう…という心配は不要です^^

 

およそ1時間半くらいで麓に到着。

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4.昼食

登山口まで下りてきて、出発までに少し時間があったのでお気に入りのトゥナ(サボテンの実)をパクリ!
1個1ソル(約33円)でした。

他にも、バナナやリンゴなどのフルーツ、サンドイッチやポテチ、ジュースや水なども、ここの売店ゾーンで購入できます。

全員揃ったら、また同じバスで出発!

朝食と同じレストランに向かい、ランチターイム♪

まずはスープが出てきました。

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美味しかったので、この後のメインも期待大(⌒▽⌒)

と思っていたら…

な、な、なんと!!!

 

ビュッフェ形式。゚(゚´ω`゚)゚。嬉しい!!

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どれもこれも美味しいし、食べ放題だし、大満足でした!!

安いツアーだから正直食事に期待していなかっただけに、驚喜

このツアー、収支大丈夫なのかな?と心配してしまうほど。

 

食べ終わったら帰りのバスに乗り、19時頃クスコに到着。 

単に疲れたのと、ぐねぐね道なので酔わないか心配だったのがあって、帰りのバスもずーっと寝てました(笑)

帰りはトイレ休憩が1回(しかも民家を借りて適当にチップを払う方式)だったので、注意です。

 

5.感想

安いし絶景だし満足度の高いツアー。

心配していた高山病にもならず、思っていたより体力的にも大丈夫だったのでホッとしたというのが正直なところです。

「高い山は自分を抑える戦い」っていうことを学んだ1日。

山女レベルが1上がりました^^

まだまだそんなにメジャーでは無いレインボーマウンテンですが、すぐに人気が出て、きっとツアーも高くなるし、人も増えてしまいそうな場所。

気になる方はお早めにどうぞ!

 

 

www.earthcolor-travel.com